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  • 初心者でも扱いやすいスズキ ジクサー150

    バイクに興味がある方の中で「扱いやすくてスタイリッシュなモデルを探している」という声をよく耳にします。そこで注目したいのが、スズキの「ジクサー150」。スポーティなデザインと優れた性能で、多くのライダーに選ばれているこのモデルは、特に初心者におすすめです。この記事では、ジクサー150の特徴、性能、そしてその魅力について詳しくご紹介します。


    スズキ ジクサー150の特徴

    ジクサー150は、スタイリッシュなデザインと扱いやすさを両立したネイキッドモデルです。全体的なサイズ感はコンパクトでありながら、スポーツバイクらしい存在感を持っています。そのため、街乗りから長距離ツーリングまで幅広いシーンで活躍します。

    デザインのポイントは、シャープで力強い外観です。特に、フューエルタンクの形状とヘッドライトのデザインが特徴的で、都会的な雰囲気を醸し出しています。また、カラーバリエーションも豊富で、ライダーの個性を引き立てる選択肢が用意されています。


    性能面での魅力

    軽量コンパクトなSEPエンジン

    ジクサー150には、スズキ独自のSEP(スズキ・エコ・パフォーマンス)エンジンが搭載されています。このエンジンは軽量でありながら、優れた燃費性能とスムーズな加速を実現しています。燃料消費が少ないため、日常の通勤や通学にも経済的です。

    また、エンジンの操作性が高く、初めてバイクに乗る人でもストレスなく扱える設計となっています。適度なパワーと反応の良いスロットルのおかげで、街中でもしっかりとした走行感を得られます。


    安定性を支えるシャシー

    走行時の安定感を左右するのが、車体の構造です。ジクサー150は剛性の高いフレームを採用しており、カーブや急停止の際でもしっかりと安定した挙動を見せてくれます。さらに、サスペンションが優れているため、長時間のライディングでも疲れにくいというメリットがあります。

    加えて、タイヤのグリップ力も高く、雨の日や路面が滑りやすい状況でも安心して走行できます。初心者が直面しがちな「転倒への不安」を軽減してくれるポイントです。


    ジクサー150に搭載された装備の魅力

    スズキ ジクサー150には、初心者にとって嬉しい装備が満載です。

    視認性の高いデジタルメーター

    デジタルメーターは見やすさを追求しており、スピードや燃料残量、走行距離など必要な情報を一目で確認できます。夜間のライディングでも視認性が高く、安全性を高めています。

    スポーティな足回り

    ジクサー150には、スポーツバイクらしい前後ディスクブレーキが装備されています。このブレーキシステムは制動力に優れ、特に急ブレーキが必要な状況でその力を発揮します。初心者が安心して乗れるよう、しっかりとした安全性が考慮されています。

    経済的な価格設定

    メーカー希望小売価格が手ごろな点も、ジクサー150の大きな魅力の一つです。初めてのバイク選びでコストを抑えたい方にとって、この価格帯は非常に魅力的です。さらに、燃費性能が高いため、購入後の維持費も抑えられるでしょう。


    初心者におすすめする理由

    ジクサー150が初心者に最適な理由は、その「扱いやすさ」と「安心感」にあります。

    コンパクトで軽量な設計

    ジクサー150の車体は軽量化が図られており、取り回しが非常に簡単です。駐輪場での移動や狭い道路での操作もスムーズに行えます。この点は、バイク初心者にとって特に重要です。

    万能な使い勝手

    通勤や通学、休日のツーリングなど、多様なシーンで活躍するのがジクサー150の強みです。一台で多くのニーズを満たせるため、初心者が初めて所有するバイクとしても満足度が高いでしょう。


    まとめ:スズキ ジクサー150の魅力を再確認

    スズキ ジクサー150は、初心者にとって理想的なバイクと言えるでしょう。そのスポーティなデザイン、扱いやすい性能、そして手ごろな価格設定は、多くのライダーにとって大きな魅力です。バイクに乗る楽しさを感じながら、安全で快適な走行を楽しめる一台をお探しなら、ジクサー150を選んでみてはいかがでしょうか。

    あなたのバイクライフの第一歩として、ぜひジクサー150を検討してみてください。

  • 自然な装着感を追求した胸部プロテクター「SK-689 インナーチェストガードSF」

    バイクを愛するライダーにとって、安全性と快適性を兼ね備えた装備品は欠かせない存在です。そんな中、コミネ製の「SK-689 インナーチェストガードSF」は、多くのライダーに選ばれる胸部プロテクターとして注目を集めています。従来モデルから大幅に進化したこの製品は、どのような特徴と利点を持っているのでしょうか。本記事では、SK-689の魅力について詳しく解説していきます。


    SK-689 インナーチェストガードSFとは?

    「SK-689 インナーチェストガードSF」は、コミネ製ジャケットにオプション装着可能な男性用の胸部プロテクターです。リニューアルされたデザインは、従来製品(SK-619)のプラスチックシェル形状を見直し、より身体形状にフィットする形状に改良されています。

    この改良により、ジャケット装着時の突っ張り感が大幅に軽減。ライダーが長時間の走行でも快適に過ごせるよう、自然な装着感を追求した製品となっています。


    おすすめポイント

    1. 体にフィットする新設計

    SK-689では、プラスチックシェルの形状が見直され、身体のカーブに沿いやすいデザインが採用されています。これにより、装着時に生じがちな違和感や圧迫感を抑え、ライディング中の自由な動きを妨げません。プロテクターの役割を果たしながら、着心地にも配慮した設計が特長です。

    2. 安全性と快適性のバランス

    胸部はライダーにとって最も守りたい部位の一つです。SK-689は、プラスチックとウレタンフォームを使用した二層構造を採用。衝撃を吸収しつつ、軽量で柔軟性に優れているため、安全性と快適性を両立しています。これにより、事故時の衝撃からしっかり体を守ることが可能です。

    3. リニューアルされたデザイン

    従来製品から進化した形状だけでなく、デザインの細部に至るまで改良が加えられています。ジャケットに装着した際の見た目がスッキリとし、無駄な突起や硬さを感じさせない仕上がりになっています。これにより、装着時の違和感が減少し、より快適な使用感が実現されています。

    4. コストパフォーマンスの高さ

    機能性の高さに対して、リーズナブルな価格も魅力です。安全装備は価格が高騰しがちですが、SK-689は多くのライダーが手に取りやすい価格設定となっています。これにより、安全性を確保したい初心者ライダーからベテランライダーまで、幅広い層に支持されています。


    こんなライダーにおすすめ

    SK-689 インナーチェストガードSFは、次のようなライダーに特におすすめです。

    • 長距離ツーリングを楽しむライダー
      長時間のライディングでも疲れにくい装着感が特徴のSK-689は、長距離ツーリングを楽しむ方に最適です。自然なフィット感により、体に余計な負担をかけずに走行できます。
    • 安全性を重視するライダー
      事故や転倒時のリスクを最小限に抑えるため、安全性の高い装備を選びたい方にぴったりの製品です。しっかりとした構造で胸部を保護しつつ、動きやすさを損ないません。
    • リーズナブルな価格で高品質を求める方
      予算内で安全性を確保しつつ、快適な装着感も重視したい方には、この製品が理想的な選択肢となるでしょう。

    使用上の注意点

    SK-689 インナーチェストガードSFを安全に使用するために、以下の点に注意してください。

    1. 装着前にジャケットとの適合を確認
      本製品はコミネ製ジャケット専用設計のため、他社製品との互換性は保証されていません。購入前に適合確認を行いましょう。
    2. 定期的な点検を実施
      プロテクターの効果を保つため、破損や劣化がないか定期的に点検することが重要です。特に大きな衝撃を受けた後は、状態を確認し、必要に応じて交換してください。
    3. 取り扱いに注意
      素材が柔らかくても、強い力で曲げたり無理に引っ張ったりしないようにしましょう。製品寿命を縮める原因となります。

    まとめ

    SK-689 インナーチェストガードSFは、安全性と快適性を兼ね備えた胸部プロテクターとして、ライダーから高い評価を得ています。身体にフィットする設計と軽量な素材、リニューアルされたデザインは、長時間のライディングにも対応可能。コストパフォーマンスの高さも大きな魅力です。

    バイクを楽しむ時間をより快適で安全なものにするため、この胸部プロテクターをぜひ装備に加えてみてください。ライダーのニーズに応える設計が、あなたのバイクライフをさらに充実させてくれるでしょう。


    (約3,000文字)

  • 胸部をしっかりと保護するTRV067

    胸部を守るためのプロテクターは、ライダーにとって欠かせないアイテムです。その中でも「TRV067 | TECCELLセパレート チェストプロテクター(ボタンタイプ)」は、高い安全性と快適性を兼ね備えた優れた製品として注目を集めています。本記事では、このチェストプロテクターの特長やおすすめの理由について詳しく解説します。

    TRV067とは?

    TRV067は、ハニカム構造の軽量素材「TECCELL(テクセル)」を採用したチェストプロテクターです。この素材は水より軽いポリプロピレン樹脂を特殊な成形技術で加工したもので、優れた衝撃吸収性と剛性を実現しています。

    厚さ17mmでありながら、重量は約250gと軽量。これにより、胸部をしっかり守りつつ、長時間のライディングでも負担を感じにくい仕様となっています。また、左右に分割された構造により、装着や取り外しの利便性も高められています。

    特徴と機能

    優れた衝撃吸収性能

    TRV067は、ヨーロッパの安全基準であるCE規格の「prEN1621-3 level2(セパレートチェストDCタイプ)」をクリアしています。この規格は高い安全性を求められるプロテクターに適用されるもので、胸部への衝撃からライダーを守る性能が証明されています。

    ハニカム構造による軽量化

    ハニカム構造を採用したTECCELL素材は、軽量でありながら高い強度を発揮します。この特長により、厚さ17mmという薄さでありながら、しっかりとした剛性と衝撃吸収性を備えています。また、2層のTECCELLが交互に組み合わされる構造により、耐久性も向上しています。

    着脱のしやすさ

    左右2分割構造により、ジャケットを着脱する際にプロテクターを一々取り外す必要がありません。これにより、装着の手間を減らし、日常的な使い勝手を向上させています。また、CPS(チェストプロテクターシステム)非対応のジャケットでも、別売のフィッティングベルトを使用することで装着が可能です。

    おすすめの理由

    1. 安全性と快適性の両立

    ライディング中の安全性を確保するのはもちろん、快適な装着感も追求されています。軽量でコンパクトな設計により、長時間の使用でもストレスを感じにくい点が魅力です。

    2. どんなジャケットにも対応可能

    CPS非対応のジャケットを使っている場合でも、オプションのフィッティングベルトを利用すれば、このプロテクターを使用できます。これにより、ジャケットを選ばずに使用できる汎用性の高さが特徴です。

    3. 耐久性の高さ

    ハニカム構造により、長期間の使用でも劣化しにくい耐久性を備えています。また、シンプルな構造であるため、メンテナンスもしやすいです。

    使用シーンの例

    TRV067は、通勤やツーリング、スポーツライディングなど、さまざまなシーンで活躍します。例えば、都市部での短距離の移動では軽量性と装着のしやすさが便利です。一方、長距離ツーリングや高速道路での走行では、安全性と快適性の高さが頼もしいパートナーとなります。

    購入を検討する際のポイント

    TRV067を購入する際には、自分のジャケットにフィットするかを確認してください。また、CPS非対応のジャケットをお使いの場合は、フィッティングベルトの購入を検討すると良いでしょう。さらに、プロテクターの手入れ方法についても確認しておくことで、長く愛用できます。

    まとめ

    TRV067 | TECCELLセパレート チェストプロテクターは、軽量性、安全性、快適性を兼ね備えた理想的なプロテクターです。左右分割構造やハニカム素材の採用により、使い勝手の良さも抜群です。

    ライダーとしての安全性を確保しながら、快適なライディングを楽しむために、TRV067はぜひチェックしておきたい製品です。プロテクターをお探しの方は、この製品を候補に加えてみてはいかがでしょうか?

  • アウターにおしゃれ着が着れるHBP-019の魅力とおすすめの理由

    バイクに乗るとき、安全性はもちろん、快適さやスタイルも大切な要素です。そんなバイクウェアの選択肢として注目を集めているのが「HBP-019 ストレッチインナープロテクター」です。この製品はプロテクターの安全性とおしゃれ着の自由度を両立し、ライダーに新しい価値を提供します。この記事では、HBP-019の特徴やおすすめポイントを詳しく解説します。


    柔軟性と安全性を兼ね備えたSAS-TEC製プロテクター

    HBP-019の最大の特徴は、衝撃を受けた際に瞬時に硬化するSAS-TEC製プロテクターが装備されている点です。このプロテクターは、通常時は柔らかく体にフィットし、ライディング中の動きを妨げません。そして万が一の衝撃時には硬化して体を守る仕組みが採用されています。これにより、プロテクターの存在を忘れてしまうほど快適でありながら、安心感もしっかり確保されています。

    胸部、肩、ひじ、背中といった重要な部位にそれぞれ異なるCEレベルのプロテクターが配置されているため、体全体をバランスよく保護します。


    ストレッチ素材で快適な着用感

    HBP-019のもう一つの魅力は、ストレッチ素材を採用している点です。柔軟性の高いポリエステルとポリエチレンの混紡素材が使われており、ライダーの体にぴったりとフィットします。この素材のおかげで、着脱が簡単で動きやすいのはもちろん、インナーとしてもアウターとしても快適に使用できます。

    生地自体の柔らかさが肌への負担を軽減し、長時間のライディングでも疲れを感じにくくなっています。また、身体にしっかりと密着するデザインが、プロテクターがずれたり外れたりするリスクを抑えます。


    おしゃれ着との組み合わせが可能

    HBP-019はその名の通り「インナープロテクター」として設計されているため、プロテクター単体ではなく、普段着やお気に入りのアウターと組み合わせて使用することができます。この仕様により、バイク専用の重厚なウェアに縛られることなく、自分らしいファッションを楽しみながら安全性を確保できるのが特徴です。

    例えば、気に入っているジャケットをそのままライディングに活用したり、季節に応じたアウターを選ぶことが可能です。これにより、バイクに乗る時間だけでなく、降りてからの時間も快適かつスタイリッシュに過ごせるのが嬉しいポイントです。


    サイズ展開とフィッティングの重要性

    HBP-019は、SからXLサイズまでの豊富なサイズ展開が用意されています。さらに、特に女性向けに設計されたWFサイズもあり、さまざまな体型のライダーに対応可能です。

    製品にはサイズ目安が明記されていますが、体型や着用するアウターの種類に応じて慎重に選ぶことが重要です。サイズが適切でないと、プロテクション効果が十分に発揮されない場合があります。特に密着性が重要なプロテクター製品においては、体にフィットするサイズを選ぶことで、安全性と快適性の両立が実現します。


    使用上の注意点とお手入れ

    HBP-019を最大限に活用するためには、いくつかの注意点を把握しておく必要があります。この製品は耐摩擦性の生地ではないため、転倒時の摩擦からの保護には適していません。また、重ね着による摩擦で色落ちや色移りが生じる可能性があるため、着用する際にはアウターや他の衣類との相性を確認しておくことが重要です。

    また、長期間の使用後にはプロテクターの性能が低下することも考えられます。定期的な点検や交換を行うことで、安全性を保つことができます。


    HBP-019がおすすめの理由

    1. 安全性と柔軟性の両立
       SAS-TEC製プロテクターが重要な部位をしっかりガードしつつ、通常時の柔軟性も確保。
    2. ストレッチ素材で快適な着用感
       動きやすさを重視した設計で、ライディング中の負担を軽減。
    3. スタイリッシュなコーディネートが可能
       普段着やお気に入りのジャケットをそのままアウターに使用できるため、おしゃれを楽しみながら安全性も確保。
    4. 豊富なサイズ展開
       幅広い体型に対応するサイズラインナップと女性専用サイズが用意されている点。
    5. バイク以外の用途にも対応可能
       その快適さとプロテクション性能から、自転車やアウトドアアクティビティにも活用可能。

    まとめ

    HBP-019 ストレッチインナープロテクターは、ライダーが求める安全性と快適性、そしてファッション性を見事に兼ね備えたアイテムです。従来のバイクウェアに比べ、柔軟な使い方ができるため、さまざまなライフスタイルにフィットします。

    特に、「おしゃれを楽しみたいけれど、安全も妥協したくない」というライダーにとって理想的な選択肢と言えるでしょう。ぜひ一度、HBP-019の着用感を体験してみてはいかがでしょうか?

  • 排気量に関係なく胸部プロテクターを装着すべき理由

    バイクに乗る際、ヘルメットの装着は当たり前の安全対策として広く浸透していますが、胸部プロテクターについてはまだまだ普及が進んでいません。特に、短距離の「ちょい乗り」や排気量が小さいバイクの利用では、「プロテクターを装着するのは大げさだ」と考えるライダーが多いのが現状です。しかし、事故のデータや研究結果を見ると、胸部プロテクターの重要性は排気量や乗車時間に関係なく非常に高いと言えます。ここでは、その理由を具体的に説明していきます。


    バイク事故の致命傷:頭部と胸部

    バイク事故で致命傷となるケースの多くは、頭部と胸部の損傷が原因です。ヘルメットの装着によって頭部を守ることができても、胸部への保護が不十分だと重大な結果を招く可能性があります。胸部プロテクターの着用は、命を守るための重要なアイテムですが、その重要性が認識されていないため、着用率は依然として低いままです。

    ある調査によると、排気量が大きいバイクのライダーほどプロテクターの着用率が高いのに対し、排気量が小さいバイクや原付バイクでは着用率が著しく低いという結果が出ています。しかし、これは非常に危険な認識と言えます。なぜなら、胸部プロテクターの効果は「速度が低い事故」でも十分に発揮されるからです。


    危険認知速度と胸部損傷

    危険認知速度とは、事故が起きる瞬間にライダーが危険を認識し、急ブレーキや回避行動を取る前の速度を指します。調査によれば、時速70km以下の事故では、頭部よりも胸部に損傷を受ける割合が高いことがわかっています。さらに、特に時速40km以下の速度での事故では、胸部プロテクターの着用の有無が生死や重傷の分かれ目になる可能性が高いというデータが示されています。

    「一般道での事故は速度が低いから大丈夫」という誤解が多く見られますが、実際には低速の衝突でも胸部に受けるダメージは非常に大きいのです。特に街乗りやちょい乗りの場合、車との出会い頭の事故が多く、プロテクターを装着していなかったことが命取りになるケースが多発しています。


    小排気量バイクこそ危険

    胸部プロテクターの着用率が低い理由の一つとして、「排気量が小さいバイクでは必要ない」といった認識が挙げられます。しかし、調査では原付バイクを利用するライダーが巻き込まれる事故のうち、危険認知速度が時速40km以下だった割合は非常に高く、死者や重傷者の大部分を占めています。排気量が小さいからといって事故のリスクが低くなるわけではありません。

    実際、原付バイクの事故では、胸部プロテクターを装着していれば致命傷を回避できたケースが多いとされています。このデータからも、排気量の大小や利用シーンに関わらず、胸部プロテクターの装着は命を守るための基本装備といえます。


    時速40km以下の事故で見られる効果

    胸部プロテクターの効果が最も顕著に現れるのは、時速40km以下の速度で発生した事故です。この速度域では、プロテクターが衝撃を吸収し、胸部へのダメージを大幅に軽減することができます。一方、プロテクターを装着していない場合、衝撃が直接胸部に伝わり、肋骨の骨折や内臓の損傷といった致命的なダメージにつながる可能性が高まります。

    また、胸部へのダメージはその場での命の危険だけでなく、肺への損傷や呼吸困難など、二次的な問題を引き起こすことも多いです。胸部プロテクターを着用することで、これらのリスクを大幅に減らすことが期待できます。


    装着の手間よりも命の価値

    胸部プロテクターの着用を避ける理由として、「装着が面倒」「短距離の移動には必要ない」といった声が挙がることがあります。しかし、たとえ短時間の利用やちょい乗りであっても、事故のリスクがゼロになるわけではありません。事故は予期せぬ瞬間に起きるものです。その際、プロテクターを装着しているか否かで結果は大きく変わります。

    特に、街中での利用が多い原付バイクや小型バイクの場合、交通量が多く、四輪車との接触事故が発生しやすい環境にあります。こうした環境では、プロテクターを装着することで自分の命を守る備えが必要です。


    普及が進まない理由と意識改革

    胸部プロテクターの普及が進まない背景には、認知不足や価格への懸念も挙げられます。しかし、最近では軽量で通気性の良いプロテクターが数多く登場し、価格帯も手頃なものが増えています。また、ファッション性に優れたデザインのものも登場しており、日常使いしやすい製品が選べるようになっています。

    プロテクターの装着は、ライダー自身の命を守るだけでなく、家族や周囲の人々にとっても安心材料となります。命を守るための投資と考えれば、その価値は非常に高いと言えます。


    胸部プロテクターの重要性を再認識

    排気量に関係なく、また乗車時間の長短にかかわらず、胸部プロテクターはすべてのライダーにとって必要な装備です。特に、時速40km以下の事故でその効果が証明されていることからも、街乗りやちょい乗りでも装着を徹底すべきでしょう。万が一の事故に備えて、プロテクターを装着することが命を守る最善の方法であることを、多くのライダーが意識することが求められています。

    短時間の移動や低速走行を軽視せず、胸部プロテクターを日常的に活用することで、安全で快適なライディングライフを送ることができるでしょう。ライダー一人ひとりの意識が変わることで、事故による悲劇を減らす一歩となるはずです。

  • ちょっとした荷物を収納できるタンクバッグ

    タンクバッグとは?

    名前の通り、タンクの上に乗せるタイプのコンパクトなバッグがタンクバッグです。
    吸盤やベルト、もしくはマグネットで固定できるので、走行中でも落とす心配がありません。
    小型ながら収納力は抜群なので、ちょっとしたツーリング、通勤などにも使えます。
    大容量のタンクバッグを選べば、中~長距離ツーリングにも使えます。

    タンクバッグの選び方

    上面がクリアポケットになっているものは、スマホやタブレット、ツーリングマップが見られるのでとても便利です。
    クリアポケットの上からでもスマホやタブレットを操作できると、その都度スマホを取り出さなくても良いので手間が省けます。

    固定方法は、ベルト、吸盤、マグネットの3種類が主流ですが、マグネット式のバッグは鉄製のタンクにしか使えません。
    拡張式タイプを選ぶと、荷物に応じて容量を変えられます。
    ちょっとしたお出かけで、財布と家の鍵、スマホだけ持っていきたいなら最小にして使い、買い物した物を入れたい時には広げて使うなど、シーンに合わせて容量を変えられます。

    急に天候が崩れることもあるので、防水素材を選ぶのがおすすめです。
    防水性でなくてもレインカバーが付属されていれば問題ありません。

    おすすめのタンクバッグ3選

    おすすめしたいタンクバッグの1つめは、「タナックスのスマートタンクバッグL」です。
    日帰りツーリングからキャンプツーリングまで幅広く使える非常に使い勝手の良いタンクバッグで、9L~17Lまで拡張可能です。
    強力マグネットが6個ついているうえ、固定ロープもあるので高速道路や強風の中でも外れる心配がありません。
    トップはクリアで、レインカバー付属、ツーリングマップRがぴったり入ります。
    メインの収納には、ドローコードがファスナーについているので、グローブをはめていても開けやすく、細かなところまで考えらえています。

    「GIVIタンクロック15L」は別売りのアタッチメントでタンクキャップに装着できるので、高速道路を走行する際や天候が悪い時も安全安心です。
    カチャッとはめるだけなので装着も簡単です。
    15Lの大容量なので、マップルや地図、撮影機材やモバイルバッテリーなどたくさんの荷物を収納できますし、マップルも入るタブレットホルダーが付属されています。

    「GIVIタンクロックUT810」も、アタッチメントでタンクキャップに取り付けるタイプのタンクバッグですし、バイクから離れる時も安心の防犯キー付です。
    タンクバッグを持ち運ぶ際のショルダーベルト、タブレットホルダーが付いています。
    容量拡張できるので、荷物が増えても安心です。
    内側に防水性の袋が付いており、マジックテープでロックすればバッグの中の電子機器等を保護できます。

  • スマホをナビに使うなら装備したいスマホホルダー

    スマホホルダーのメリットとは?

    スマホホルダーを使えば、ハンズフリーでスマホのナビを見たり、電話をかけたりできるのがメリットです。
    中でもマップが見られるのは、最大のメリットでしょう。
    最近ではナビに頼る人が多く、自分で道を覚えていることはほとんどありません。
    かといって、バイクにはナビが付いていないので、スマホのマップが見られるのは大きな魅力です。

    また、信号待ちで慌てずに済むのも、スマホホルダーのメリットです。
    信号で止まった瞬間にポケットやタンクバッグから、慌ててスマホを出し、マップを確認して、またしまうという一連の動作をする必要がありません。
    後続車にも迷惑をかけずに済みますし、スマホを固定できるので、バイクから電源を取って充電できるのもメリットです。

    スマホホルダーを選ぶなら振動を吸収するモデルがおすすめ!

    メリットの多いスマホホルダーですが、デメリットもあります。
    実際にスマホホルダーを使用しているライダーの中には、「バイクの振動でスマホのカメラが壊れた」とレビューする人が少なくありません。
    特にiPhoneはバイクの振動で故障することがあるようで、特に単気筒は特に壊れやすいと言われています。

    スマホは高価なものですし、修理代もかなりかかります。
    ですから、スマホホルダーを選ぶときには振動を吸収するタイプを選ぶべきです。

    おすすめのスマホホルダー3選

    「kaedear(カエディア)KDR-M11C」は、国内メーカーのカエディアの中で最もベーシックなモデルです。
    価格もリーズナブルでコスパ抜群ですし、振動吸収モデルなのでスマホの故障を防げます。
    さらに、グローブをした手でも脱着が楽なのに、しっかり固定しているので落下の心配がありません。
    価格が安いスマホホルダーは樹脂製のパーツが多く、耐久性やホールド力に不安がありますが、このスマホホルダーはアームやボールマウントなど耐久性やホールド力が必要な部分には金属パーツを使い、樹脂パーツにも強化樹脂を使用しています。

    「kaedear(カエディア)KDR-M22C」は、M11Cをグレードアップしたモデルです。
    もちろん振動吸収力は抜群ですし、片手で簡単に着脱できるクイックホールド&リリース機能を搭載してるのも魅力です。
    厚手の冬用グローブをはめた手でも、簡単にスマホを装着、装着できます。
    スプリングのクオリティが高く、ホールド力は抜群ですし、アームはより太く、剛性が高められています。

    「F-LOCKスーパー防振FALCONZ」は防振シリコンを使用、そのうえデュアルマグレシブシステム搭載で、超振動対策ホルダーとなっています。
    磁石の反発を利用して、宙に浮かせる浮遊式を採用しています。
    しかもがっちりホールドするので落下心配なしと、高性能な上にデザイン性にも優れており、シンプルかつクールなデザインとなっています。

  • スズキがチョイノリのeバイクを発表

    スズキのチョイノリとは?

    かつて、国産でありながら約6万円という驚異の原付がありました。
    約10万人が購入したと言われている、究極までシンプルを追求した原付バイク、それが「チョイノリ」です。
    見た目の可愛さ、オモチャ感から大衆に愛される所以の1つです。

    原付ながら10万円以下で買えるという安さの秘密は、究極まで部品の数を減らした事につきるでしょう。
    レッツという原付が470近くの部品で作られるのに対し、チョイノリはなんと310点ほどの部品で構成されています。
    そのため車重は40kgほどと非常に軽く、部品が少ない分、人件費や生産の手間が減らせるだけでなく、生産にかかる排ガスも減少できる究極のエコバイクでもあります。

    安くて、多くの人が幸せになれるため努力するという、SUZUKIの車にもバイクにも共通する理念が活かされた1台です。
    左ミラーもなければ、セルスターターもメットインもありませんし、リアサスも燃料系もありません。
    チョイノリはキックでスタートする機種で、エンジンは耕運機ベースのOHVです。
    速くはないが、乗り心地は悪くない、それがチョイノリで、シンプルゆえに自分でカスタムできる自由さも人気の理由です。

    このチョイノリは、2023年10月26日~11月5日に東京ビッグサイトで開催されるジャパンモビリティショーで「eチョイノリ」としてスズキから電気版として復活しました。
    「名前だけの別物でしょ」と思われる方もいるかもしれませんが、それは間違いです。
    eチョイノリは、フレーム、外装は本物のチョイノリを流用しているので、見た目も過去のチョイノリとほぼ同じ、シンプルデザインとなっています。

    2023年版チョイノリの仕様は?

    全長×全幅×全高は1500×600×1015mmで、シート高680mm、タイヤサイズは前後ともに80/90-10です。
    サイズ感、外装はチョイノリそのものですが、パナソニックの電動アシスト自転車の動力を使用した「原付一種EVスクーター」としてバージョンアップしています。
    パナソニックのバッテリーは約3kgと軽く、取り外しや交換可能なので、自宅に持ち帰って楽々充電できます。
    チャージは100Vのプラグインで、すでに電動アシスト自転車を持っている方なら、自転車のバッテリーをそのまま使うこともできます。

    2025年を境に原付の多くは生産終了を予定しており、まさに絶滅間近ですが、部屋でスマホのようにバッテリーを充電できるのであれば原付バイクが電気により持続できる、そんな可能性も出てきます。
    今回のジャパンモビリティショー2023年への出展は、あくまでも参考出展であり、市販できるかは不透明ですが、やる気になれば販売もきっと可能なはずです。
    新しい原付バイクのスタイルとして、チョイノリが大きな位置を占める、そんな日が来るかもしれません。

  • 北米向けにホンダのeバイク「モトコンパクト」が販売

    ホンダ・モトコンパクトはどんなバイク?

    1980年代に発売されたモトコンポという原付バイクを覚えているでしょうか?
    北米のホンダが発表したモトコンパクトは、モトコンポのニューアレンジバージョンの折り畳み式電動バイクです。
    モトコンポはかつてホンダから発売された50ccの2ストロークスクーターで、座面とハンドルを折り畳んで収納し、シティのトランクに詰め込めるというコンセプトで、車とバイクを同時開発したという実にホンダらしい独創的なアイデアのバイクでした。
    モトコンポは1985年に生産が終了しましたが、それから実に38年の時を経て、新たな電動モビリティが開発されたのです。

    近年、電動の次世代モビリティも日本を含めいろいろ登場してきましたが、モトコンパクトの特徴はなんといっても80年代のモトコンポと同様にサドルやハンドルをボディに収納することによって、スーツケースのようなサイズ感に変形させられることです。
    白くシンプルなボディが特徴的ですが、公式が用意するスキンでデコレーションしたり、ステッカーなどを貼ってドレスアップできるコンセプトになっています。
    公式サイトには5種類のスキンが紹介されていましたが、どれもオシャレで人目を引くデザインです。
    なかにはリアフェンダーまでカバーするスキンもあり、人と違ったモノが欲しいというオシャレ上級者に喜ばれそうです。

    とても小さなバイクですが、個性を主張することができます。
    今後、社外品も含め、楽しいデザインが出てくると期待されます。

    モトコンパクトの仕様は?

    モトコンパクトは、サドルやハンドルをホールディングした状態で全長約74cm、全高約54cm、厚さはなんと約9.4cmと驚きのコンパクトさを誇ります。
    ガジェット好きにはたまらないフォルム&サイズ感です。
    eスクーターですから、LEDヘッドライト、テールランプ、速度計やドラムブレーキなど基本的な安全装置は持ち合わせています。

    重さは約18.7kgなので持ち運びも楽にできます。
    畳んだ大きさがスーツケース並みで、厚さも10cm未満ですから自動車のトランクに搭載するのも容易です。
    電車にも手回り品、切符なしで持ち込めるサイズで、近所や旅先で楽しくちょい乗りするのに良さそうです。

    さらに次世代モビリティにふさわしく、Bluetoothを利用したスマートフォン連携機能を有しており、バッテリーの管理や走行モード設定などのコンフィギュレーション機能やナビゲーション機能を持つアプリと連携させることが可能です。
    アプリ画面にはロックボタンもあるので、セキュリティ対策もばっちりです。
    アメリカでは11月発売予定で、定価は995ドルですが、残念ながら今のところ日本での発売予定はありません。
    今のままの仕様では、保安部品の要件を満たさないので日本の公道で走らせることはできないのです。

  • ロシア製ミリタリーバイク「Taurus2」

    Taurus2とはどんなバイクなのか?

    バイクには様々なジャンルがありますが、ミリタリーバイクはマイナーではありますがとても奥が深くて、その性能やデザインの魅力にはまるライダーが多くいるジャンルです。
    そのミリタリーバイクの一つとして、Taurus2というものがあります。
    Taurus2はロシア製のバイクで、どんなに過酷な条件下でも確実にミッションをこなせるように作られた、まさにタフなバイクと言えます。

    また、様々な状況に対応できるよう、パーツを交換したり取り付けたりすることができますし、カスタイズや整備がしやすいという特徴もあります。
    オフロードカーのような太くてゴツいタイヤを装着できるようにしたモデルや、人員や荷物を一気に運ぶためのサイドカーなどを装着できるようにしたものもあります。
    Taurus2はその中でも、特に荒れた土地でも走破できる力に特化したバイクとなっています。

    最大の特徴は、二輪駆動ということでしょう。
    リアだけでなくフロントのタイヤにもエンジンからの動力を伝えて、2輪同時に動かしています。
    しかもバルーンタイヤを低い空気圧にしたものを履かせていますので、ゴツゴツした岩場や砂地などでもしっかりと地面を噛んで走れるのです。

    もう一つのポイントは、超軽量化を図っていることです。
    垂直の壁のような、バイクでは登れないところでも、人が担いで登って行けるわけです。
    また、車の中に積んで移動していき、目的地で走り回るという機動性の良さも実現できます。

    Taurus2のスペックについて

    Taurus2の大きな特徴である重量ですが、実に50kgというバイクでは信じられないほどの軽さとなっています。
    日本の超小型バイクとしてはホンダのモンキーが有名ですが、モンキーですら68kgあります。
    そこから考えると、ありえない軽さであることが分かるでしょう。

    2×2駆動を支えるために、エンジンから2本のチェーンで動力を伝達しているのも特徴です。
    リアが浮いていしまうような状態でも推進力を確保できますし、岩場の傾斜地などでも問題なく登れます。
    また、住宅の階段なども無理にパワーを上げなくても軽々と登って行ける能力を持っています。

    この走破性と車重の軽さが組み合わせされることによって、あらゆる場所での走行が可能となります。
    水浸しになった泥地では、バルーンタイヤが浮くような形で、泥の中に沈み込むことなくスイスイと走っていきます。
    そのため、他のバイクではできない走りの楽しみを味わえるのです。

    災害時にも、その威力を発揮してくれることは間違いありません。
    整備や運搬がしやすいように、タイヤといくつものパーツをばらせるようになっていますので、どこにでも持ち運びできるのもミリタリーバイクならではです。