アグレッシブに走りを楽しめるBMW F800GS
BMW F800GSのベース車両はF800GS、798cc水冷並列2気筒エンジン搭載、しかし長いストロークを持っているサスペンションなどをみると、ミドルクラスバイクでありながらデュアルパーパスバイクともいえるバイクです。
800ccというミドルクラスの排気量を持っていますが、オフロードを気持ちよく走る事の出来る性能と構成を持っています。
大容量の24Lの燃料タンク、防風性をより高めたフェアリングから車格が大きめに作られているのも魅力的で、またがるとダミータンクのあたりからも威圧感をしっかり感じます。
日本仕様のシート高は860mm、ローシート標準装備となっていますが、それでもやはり足つきは高く、バイクに乗り慣れた経験者に乗ってほしいバイクともいえます。
2017年モデルは環境にも考慮している
2017年モデルもそれほど構成などに違いがありませんが、排気ガス規制値がユーロ4対応となっています。
またスロットル制御にライド・バイ・ワイヤが採用されており、ランディングモードプロが装備されています。
走行性能と快適に乗りこなす構成となっているということは間違いなく、ミドルクラスのアドベンチャーツアラーとしてより魅力的になったといえます。
サスペンションセッティングが見直されているといわれており、これによりオフロード性能がより高くなっているので、オフロードの走りを楽しみたいという人にとっては、魅力的なバイクと感じるでしょう。
ライド・バイ・ワイヤの採用とESAの搭載
ライド・バイ・ワイヤが採用されている2017年モデルは、ライディングモードプロが標準装備となっているという魅力もあります。
ボタンを押すだけでエンジンの出力特性、ABS、ACSの効果を最適な設定に変更できるというシステムです。
ロード、レイン、エンデューロ、さらにエンデューロプロという4つのモードからお好みの設定を選ぶことができます。
電子調節式サスペンションESAは、ダンピング性能をボタン一つで変更できるという画期的なシステムで、これによってタンデムによる走行や重量が重い状態での走行の時でも、その状況に合わせた快適な走りと乗り心地になります。
冒険ツーリングをより楽しめると感じるのが、パニアケースホルダーの標準装備です。
これはセンタースタンド、エンジンガード、さらに燃料タンクガードを兼ね備えているという優れものなので、長距離、またキャンプツーリングを楽しみたいという方にも、BMW F800GSは、最高の1台となるでしょう。
本格的にオフロードを楽しみたいという時、ビッグサイズであっても走りの性能、また工夫が施されているこのBMW F800GSなら、安心して楽しむことができます。
かなりタフな状況のツーリングであっても、へこたれることなく走ってくれる相棒になること間違いなしです。