エンジンオイルの汚れについて
日本だけではなく、世界各国にはバイクが好きで好きで仕方ないという方は非常に多く存在するでしょう。
そんなバイク好きの方であれば、自分の愛車を日々メンテナンスする重要性も分かっていますが、まだバイク初心者の方には何をどうメンテナンスすれば良いのか?ということすら分からない方もいるでしょう。
バイクの中でもメンテナンスする箇所はたくさんありますが、エンジンオイルのメンテナンスは代表的なメンテナンスの一つと言って良いでしょう。
そもそもエンジンオイルをメンテナンスしなければいけない理由はなぜなのでしょうか?
それは、日々バイクに乗車していれば、エンジンを利用し負担がかかりますが、エンジンオイルをメンテナンスする意味はこのエンジンにいかに負担をかけさせずに稼働させるのかという部分にあります。
エンジンオイルはエンジンがピストン運動を行うことで起きる、摩耗や発熱を最小限に抑えてくれる役割があります。
従って、エンジンオイルが汚れているとエンジンに無駄な摩耗や発熱を起こさせてしまい、もともと持っているそのエンジンの力を半減させてしまうのです。
この理由によりエンジンオイルは常にきれいな状態に保たなければいけないということになります。
それではこのエンジンオイルはどのタイミングでどのようにメンテナンスを行えば良いのでしょうか?
エンジンオイルをメンテナンスするタイミングとその方法
エンジンオイルをメンテナンスするタイミングとして、一般的にはどの位の走行距離を走ったのか?ということを目安にメンテナンスを行うことが、最も分かりやすくシンプルです。
そんなエンジンオイルのメンテナンスですが、最適なタイミングとして挙げるとすれば3000キロから4000キロを走行したタイミングがベストでしょう。
また、中にはバイクは好きだが、上記の走行距離まで達するのに1年以上かかってしまう場合は、半年というタイミングも最適なタイミングと言えるでしょう。
そして、エンジンオイルのメンテナンス方法ですが、お店の方にお任せする方もいるかもしれませんが、実は自分でも道具があれば格安で行うことができます。
その方法ですが、まずオイルが飛ばないように養生を行い、不要なオイルを捨てる為の箱を準備した後にオイルを抜きます。
あとはジョッキに適量のエンジンオイルを注ぎ、オイルゲージで油面が上限まで達したかどうかを確認し、時間を置きます。
放置することで、空気が抜け、気泡が出ないようになりますので合わせて確認しましょう。
その確認が終われば、エンジンを試運転させ、10分程度放置し、オイルの量が規定値内で収まっていればエンジンオイルのメンテナンスは終了となります。