シートの破れを補修しよう

バイクの破れたシートは自分で治せる

バイクに長年乗っていると座席シートが破れてしまうこともあると思いますが、実はその傷、簡単なDIYで修理することができるんです
修理になるとお店に持っていきお金を支払って直してもらっていると思いますが、シートの修理であればホームセンターで揃う材料で直すことができます。

自分で修理するとなると大変と思うかもしれませんがやり方を覚えれば簡単に修理することができます。
バイクを自分で直すことで愛着も湧くでしょうしお金も節約できるので自分で愛車を修理してみましょう。
傷の大きさによって直し方が変わってくるのでそれぞれ紹介します。

小さな穴の場合

バイクを長年乗っていると劣化で穴が開いたり、カギなどが刺さったりして小さな穴が開くことがあると思います。
そういった小さな傷は、革用のゴムのりとマスキングテープを使用することで修理することができます。
両方合わせても500円以下で収まるのでお財布にも優しいです。

小さな穴の場合は穴を埋めるだけで大丈夫なので、ゴムのりを穴に入れて補修します。
その際に他の箇所にゴムのりがついてしまったら汚れてしまうので、マスキングテープで綺麗に養生してからゴムのりを使用しましょう。
ゴムのりは穴の表面を埋めるだけでも充分ですが確実に補修するためにも中まで注入してしっかり埋めましょう。

補修したら乾燥するまで時間がかかるのでその間は補修箇所に触れないようにし、乾燥したら完成です。
小さな穴の目安として10cmくらいまではこの方法で対処できるのでやってみてください。

大きな傷や切り傷の場合

大きな穴の場合は、リメイクシートを使って補修していきます。
リメイクシートにはさまざまな種類があり、レザー調のシートもあるのでバイクのシートにあったものを選ぶようにしましょう。
こちらは1000円~4000円ほどまで値幅があるので余裕がある方は上質なシートを使ってみるのも良いでしょう。

切り傷の修理方法としては、補修箇所に合わせてリメイクシートを切り貼っていくだけになります。
シートを貼る際の注意点としてはしっかり密着させるということです。
しっかり密着していなければそこから雨水が侵入してシートが腐食してしまうのでここは注意して行うようにしてください。
今回紹介したようにシートの補修は非常に簡単にできるので自分でやってみてください。

応急処置ならシートカバーを使おう

シートが破れているけど修理がめんどくさかったり時間がないという人はシートカバーを使用するとよいでしょう。
バイクの種類によっては車種専用のシートカバーがある場合があるのでそれを購入して装着するとシートにフィットしてくれるので違和感なく傷を隠せます。

シートカバーを購入するときは、シートに被せる用と張り替え用の2種類があるので間違わないようにしてください。
また、シートカバーはあくまで一時的な補修なのでその点は理解して使用してください。