【バイクの盗難被害の多い場所】
バイクも車と同様、盗難被害の多いものの一つです。
特にバイクは、車よりも軽量ということもあり、人気車種やお金になるバイクは盗まれやすい傾向にあります。
暴走族や旧車會が好むバイクとして、ホンダのCBX400Fが挙げられますが、CBX系のバイクは盗難保険に加入が出来ないほどです。
都道府県別でみると、大阪府が最も多く、次いで福岡県・東京都・神奈川県・兵庫県の順で多いとされています。
盗難発生比率を、場所別に見てみると、駐車場が31.79%、次いで道路上が23.33%、共同住宅13.48%・戸建て住宅12.55%・その他18.85%となっており、人目につきにくい夜から早朝にかけて、遅く暗い時間帯に発生しているのが特徴です。
【バイクの盗難対策の必要性】
なぜ、バイクが盗難に狙われやすいのかというと、車と異なりあまり足がつかないという点が挙げられます。
盗難の被害に、遭いやすいバイクは中型以下であれば人気車種、大型バイクであればすべての車種が狙われているといっても過言ではありません。
バイクの盗難対策の必要性は、あえて説くまでもありませんが、問題はその盗難対策が万全とまでいかないことにあります。
また、たかがコンビニだからだと、安易にキーを付けたままバイクから離れるのも問題です。
実は、2004年に盗まれたキー付バイクの件数はおよそ28,000件以上にも上り、2013年に減りはしましたが、それでも13,000件以上もの盗難被害にあっています。
また、イモビライザー付きだから安心と、ハンドルロックのみでは簡単に盗まれてしまうのも事実です。
【盗難対策アイテム使い方】
盗難対策に有効な手立てとしては、複数の盗難対策アイテムを使いこなしていくという点です。
ハンドルロックのみでは、大した盗難対策にならないというのが現状だからです。
盗難防止として有効な対策は、窃盗犯に対して、盗むのがいかに面倒なのかと思わせることです。
窃盗犯に目を付けられた時点で、生半可な盗難防止用品では、防げないということを理解しておきましょう。
バイクの盗難を防止する方法として、チェーンロックやU字ロック、ワイヤーロックが挙げられますが、チェーンカッターなどで着られる恐れがある為、その中でもU字ロックがおすすめです。
できれば、固定されたパイプやアンカーなどに、設置しておくとより安全です。
【盗難対策アイテムおすすめの商品】
・バイクカバー本来バイクカバーは、保管時にバイクがホコリをかぶったり、紫外線に当たるのを防ぐものですが意外にも有効な手立てとなります。耐熱性のものもあり、愛車の姿を見せないための防護策です。
・セキュリティーアラームアラーム付きディスクロックなどもあり、バイクカバーと組み合わせることにより、カバーをめくると警報機が鳴るトリックも可能。また、警備会社と契約して、GPS発信器を取り付けることにより、車両位置の把握や追跡可能なサービスもあります。
・バイクロックチェーンタイプは、チェーンカッターなどで着られる恐れがありますが、支柱やアンカーなどに固定するのに役立ちます。U字ロックやブレーキロックと併用するのもあり。