USB電源の装着方法

【バイクのUSB電源】

USBとは、ユニバーサル・シリアル・バスの略称で、自宅でパソコンをお使いの方であれば、どなたでもご存じのことでしょう。
このUSBの使い方は、本来パソコンと周辺機器とをつなぐものですが、データ通信以外にも電源供給のケーブルとしても利用できるものです。
最近では、こうした給電専用ポートとして、特化したUSBが開発され、車やバイクなどに搭載されるようになってきました。

USBの良いところは、規格に適合すれば、様々な電化製品が利用できるところにあります。
例えば、スマートフォンや音楽プーイヤー、ドライブレコーダーなどの電子機器を充電するためのアイテム、と言えば分かりやすいのではないでしょうか。
最大の特徴は、モバイルバッテリーいとは異なり、走行中に充電が行われますので、いつでも電源の供給が可能だというところです。

【USBの必要性とは】

今や私たちの日常生活には、多種多様な電子機器や電化製品があふれ、電気の利用はこれまで以上に重要度の高いものとなってきました。
特に、小型電子機器でもあるスマートフォンは、本来の携帯電話の機能を以上のスペックを持ち、手元から離すこともかなわない存在です。

こうした電気製品は、電気が無ければ役に立たないものであり、給電サポートの利用は、必要不可欠なものとなっています。
バイクにおいても同様で、遠出のツーリングなど、電源の供給の無い場所もあり、おのずとバイクにも利便性の高い、USB給電キットの需要が高まってきたのが昨今の話しです。

【USB電源キットの取り付け方】

購入したバイクに、USB給電システムが付いていなくても、専用のUSB給電キットを購入することにより、電源の供給が可能となります。
もちろん、装着するには、電気の配線作業が必要となりますが、電装アクセサリーの取り付けは、女性でも簡単に取り付けることができます。
まず、チェックしておきたいのは、充電機能付きであることと、防水設計であることです。

ツーリングの場合、雨天でも決行することが多いので、防水は必要不可欠な仕様と言えるでしょう。
取り付け方は、マニュアルに沿って行います。
配線そのものは、キットの丸端子をバッテリー端子に共締めするだけですが、配線の取り回しはフレームに沿わせるのが基本です。
作業時は、燃料タンクを外して作業をするとかなりはかどります。

【バイク専用電源USBのおすすめ商品】

・YONHAN クイックチャージ3.0 デュアルUSB充電ソケット
価格は5000円台と手頃で、12V/24Vに対応していますので、車にも取り付けることができます。最新のQuick Charge 3.0に対応しており、高速充電が可能です。USB充電ポートは二つ付いており、画面表示でバッテリーの状態がわかるのもかなり便利です。

・offeree バック オートバイ専用電源
価格は2000円前後と、かなり割安感がありますが、デュアルUSB & QC3.0で急速充電に対応しています。充電ポートも二つあり、通常のアダプターよりも4倍速の速さで充電が可能です。LED電圧計も搭載しており、ひと目で電圧を測定する事も可能。DC12V車両専用で、スマートフォンやタブレット、GPSにも充電可能です。