バイクのふるさと浜松の楽しみ方

バイクのふるさと浜松について

バイク好きの方なら知っている方も多いと思いますが、浜松市は「バイクのふるさと」といわれており毎年イベントが開かれたりツーリングの人気スポットとなっています。
故郷といわれるようになったのは、太平洋戦争後にホンダの創設者である本田宗一郎が浜松市に本田技術研究所を設立したところから始まります。

本田技術研究所ができ数々のバイクが生み出されたのに刺激を受け浜松市では当時30以上のバイクメーカーが誕生したのです。
そして、その中に現在でも人気のスズキやヤマハといったメーカーも存在しました。
このように現在でも日本の人気バイクメーカーである3社が浜松市から誕生したことからバイクの故郷いわれるようになったのです。

浜松にあるバイクメーカーの歴史

浜松市に誕生したバイクメーカーの歴史をみていきましょう。
ホンダ、スズキ、ヤマハと当時の歴史を振り返ります。

ホンダは1946年に設立されで当時は原動機付自転車の製造や販売をしていました。
翌年には独自のエンジン開発に取りかかり、試走を何度も繰り返し行いホンダ独自のA型エンジンを完成させ、その後も研究開発を続け1948年にドリーム号という名前の本格的なオートバイを完成させました。

スズキは1909年に創業し当時は鈴木式織機という織機機械メーカーでした。
二代目の社長が「エンジンのついた自転車があれば楽だな」ということでバイクの研究開発を始め、1953年にダイヤモンドフリーというバイクを完成させその翌年にバイクメーカーへとなるのです。

ヤマハも当時は日本楽器製造という楽器メーカーでした。
しかし当時の社長が工作機械の有効活用をしようとバイクの研究開発を始め、1954年に試作品が完成しそこからバイク製造を本格的に始めたのです。
そして、のちに開発したYAMAHA125が爆発的にヒットし一気にトップメーカーとなったのです。

浜松で行われるイベント

浜松市では、毎年8月19日前後の週末に大規模なイベントを開催しています。
会場には最新のバイクが展示されたり、バイクの試乗が行われていたりと、全国からバイカーが集まり楽しんでいます。
バイクを持っていない方や子供でも楽しめる内容になっているため、これからバイクを買おうと思っている人などは一度行ってみるとよいでしょう。

浜松で人気のライディングスポット

浜松市には海、山、川と自然が豊富なためツーリングのスポットとしても人気の場所となっています。
「バイクのふるさと」というだけあって、バイクの博物館やバイクカフェなどバイクに関するスポットがたくさんあるのでそういったスポットを巡るのも定番となっています。

また、モトクロスパークやキャンプ場といった自然の中を走ることもできるためリラックスしたい方などが多く訪れるのです。
浜松市はライディングスポットとして非常に魅力的なところなので、ライダーの方は一度訪れてみるのもよいのではないでしょうか。