三輪バイクとは
街を歩いているとバイクでも三輪のものを目にします。
昔からあるスクーターの一種の三輪バイクだけでなく最近は見慣れないフォルムのものやナンバーも普段見かけるものとは異なるものも出てきており、不思議に感じている人も少なくありません。
三輪バイクは一般的なバイクと違いジャンルとしてもわかりにくいものです。
特殊な免許が必要かどうかも判断が難しいものでもあります。
三輪バイクは形も大きさも様々です。
運転免許にもいくつかの区分があります。
大きなものは自動二輪免許のものだけでなく自動車系の四輪免許が必要なものもあるので乗る際には注意が必要です。
自動二輪に分類される三輪車
フロント部分が二厘になっている三輪車は小型限定普通自動二輪免許、普通自動二輪免許での運転をします。
免許の違いは排気量による違いです。
バイクメーカーによって生産している三輪バイクの種類が違うので必要な免許が違います。
このタイプの三輪車は2009年の道路交通法の改定によってできた特定普通自動二輪というタイプのバイクです。
以前までは四輪の扱いだったものが二輪車の動きに似た走りをするということで法改定で二輪車の扱いに代わっています。
このジャンルに該当するバイクには基準がありすべてを満たしていることが条件です。
法律が改正したことによって一までは普通自動車免許がなければ運転できなかったものが排気量によっては自動二輪免許で運転ができるようになっています。
サイドカーもこのタイプのバイクと同じ扱いになっているので自動二輪免許での運転が可能です。
ただしサイドカーについては車幅の制限などがあるので気を付けましょう。
普通免許での運転となる三輪車
三輪車でもトライクは普通免許での運転になる三輪車です。
トライクというのは二輪車をアレンジしたものでリアタイヤを二輪にしています。
上から見ると二等辺三角形のような形をしているのが名前の由来です。
トライクは51㏄以上は道路運送車両法では自動二輪となりますが道路交通法では三輪車という扱いになります。
青色のナンバープレートをしているものは三輪バギーや四輪バギーで見かけますが区分ではミニカーに分類されるものです。
排気量が小さいですが道路交通法では三輪でも四輪でも普通自動車となります。
そのため運転には普通自動車免許が必要です。
運転をする際には普通自動車の扱いになるのでヘルメットは必要ありません。
車輪の数や排気量だけでは運転に必要な免許が自動二輪免許でいいのか普通自動車免許になるのかというのはわかりにくいです。
間違えて運転をしないためにも、運転する前にバイクの特性と法律による区分を確認するようにしましょう。