二輪車協会の安全講習とは
安全講習とは、日本二輪車普及安全協会が行っている二輪車ユーザーに向けた安全講習活動です。
バイクに対する意識や社会の変化が進んでいく中で、二輪車が現代社会とうまく共存できる環境づくりをすることを目的に行われています。
講習会では、二輪車に乗る際のマナーや公共設備などを使う際のルールなどを指導してもらえたり、走りに関して指導してもらえたりします。
また、防犯対策の推進や二輪車の魅力を改めて伝える活動などをしており、長期的に二輪車ユーザーを支援すること目標に活動しているのです。
初心者ライダーの方はもちろん、ベテランライダーの方も安全講習に参加することで新たな発見をすることができるかもしれないので、一度参加してみてはいかがでしょうか。
安全講習の内容
安全講習の内容は、基本的な運転技術の指導、交通ルールや二輪車に乗るうえでのマナーを学ぶことができます。
運転技術に関する講習では、コーナリングやスラロームといった基本的な動作を丁寧に教えてもらえます。
講習会では参加者のレベルに合わせて技術を教えてもらうことができるので、初心者や運転に自信がない方でも安心して参加できるでしょう。
次にマナーやルールの講習では、交通法規や日常点検に付いて教えてもらえます。
交通法規などは年々変化して行っているので、講習会に参加することで知らないうちに違反していたということを防ぐこともできます。
日常点検に関しても自分の命を守る大事な作業になるのでしっかり聞いておくとよいでしょう。
グッドライダーミーティングに行ってみよう
グッドライダーミーティングとは全国で行われている安全講習のことです。
毎年全国で100回以上実施されており、最近では女性向けのレディースミーティングというのも数多く実施されているので、気になる方は参加してみるとよいでしょう。
講習は基本的に自分のバイクを持参して受けることになります。
服装や車両に不備がある場合は参加できないのでしっかりとした準備をして参加しましょう。
また、グッドライダー・防犯登録も事前にしておく必要があるので、参加希望の方は早めに登録しておくことをお勧めします。
自分も講習の指導員になれる
実は、条件を満たすことで安全講習の指導員になることができるのです。
二輪車安全運転指導員になるには、二輪免許を有した20歳以上の方で運転歴が3年以上あることに加えて、地方委員会主催の指導員養成講習会を修了し審査に合格する必要があります。
指導員の募集は定期的に行われているので、タイミングをみて応募するとよいでしょう。
自分で乗るだけでなく指導することで、二輪車に乗る人のマナーを向上させたり技術を向上させたりすることができます。
これは二輪文化の発展につながる活動なので、バイクが好きでもっと広めていきたいといった方などはぜひ指導者になって二輪社会を盛り上げて行ってください。